子宮がん,検診,方法について。子宮がん検診方法は、問診、外診、内診とあります。子宮がん検診の方法を知り、リラックスして子宮がんの検診を受けましょう




子宮がん検診方法

婦人科でははじめに異常の有無をチェックする

気になる症状があるとき、あるいは子宮がん検診で「要再検査」と指摘されたときは、早めに婦人科を受診してください。気になる症状がなくても、20~30歳代であれば子宮頸がんの検診を、40歳以降は子宮体がん(子宮内膜がん)の検診も合わせて、定期的に受けることが大切です。婦人科では、まず、異常の有無を調べるために、問診、外診、内診、経腱超音波検査、細胞診、腱内細菌検査、クラミジア抗原検査、血液検査(腫瘍マーカー、ホルモン)などが行われます。その結果によって、精密検査が必要と判断された場合は、確定診断のための組織診、画像検査などが行われます。

問診

問診初診時にまず行われるのが問診になります。医療機関によっては、医師が直接質問する場合もありますが、多くは受付後に問診表が渡され記入します。問診表は、患者さんの基本的な情報を得るために用いるものなので、答えにくいことがあっても、正直に、正確に答えましょう。いちばん最近の月経(開始日と持続期間)については必ず聞かれますので、メモしておくとよいでしょう。

来院(受診)の理由
どのような症状が、どの程度で、いつごろからつづいているかなど
月経の情報
初経年齢、周期、月経痛の程度、月経血量、最終月経の日と期間、その他
妊娠等の情報
結婚しているか、未婚か、妊娠、出産、流産、中絶の有無や回数など
病歴の情報
今までかかった病気、手術、輸血の有無
薬の情報
服用している薬があれば、薬剤名と服用期間
家族歴
身内がかかった大きな病気や婦人科系の病気など
その他
アレルギーの有無、これまでにほかの婦人科にかかった経験があるかどうかなど

外診

問診のあと、外診(視診や触診)が行われることもあります。視診とは文字どおり目で見ること、触診は腹部などを直接さわってみることです。子宮や卵巣の腫れが大きいと、下腹部の上からの触診でわかる場合もあります。外陰部のしこりやできものなどは、たいてい視診のみで診断がつきます。首から鎖骨付近、わきの下、そけい部(足のつけね)のリンパ節は触診で診断します。

内診

子宮頸がん、内診の図解内診では、膣鏡(クスコ)を挿入してお腹の中を観察します。クスコというアヒルの口ばしのような器具を膣内にそっと挿入して、子宮腹部、頸部、おりものの色や性状、出血の有無などを調べます。自覚症状があるときや、医師が異常を認めた場合は、このときにおりものを採取して、膣内の菌を調べます。次に医師が腹の中に指を入れ、反対の手で下腹部の上から子宮や卵巣をはさむようにしてさわって診察します。これは婦人科では、最も基本的な診察です。このとき、膣内の腫瘤(こぶ)、子宮の大きさ、形状、硬さ、表面の状態を指の感覚で判断します。卵巣は正常では直径約3センチですが、4~5センチ以上になると触診で腫瘤を発見できる場合もあります。卵管は軟らかい臓器なので、正常であれば手で触れてもわかりません。また、腫れても炎症がないと確認できません。内診は性交経験のある女性では、通常は痛みを伴いませんが、内診台の上ではどうしても緊張して、体が硬くなってしまいがちです。そうなると、本当は痛くないはずなのに痛みを感じ、診察がスムーズに進められません。いちばん大切なことは、体に異常がないか、よく診てもらうことですから、力を抜いて、あとは医師と看護師に任せましょう。子宮頚がん、子宮体がん(子宮内膜がん)などの疑いがあるときには、細胞診が行われます。

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内診台のカーテンについて

日本の多くの内診台では、診察のようすが患者さんから見えないよう、下半身と上半身の間にカーテンがかけられるようになっています。ところが、欧米を含むほとんどの国ではカーテンがありません。患者さんがどんな検査をされるのか見えないと、不安感や恐怖感を抱くことがあるため、そうした心理に配慮してのことです。診察も医師が説明をしながら進めていきます。最近は日本女性も若い世代ほど、カーテンがないほうがよいという人が増えてきています。大切なのは、検査内容を理解することで、カーテンを開けるか閉めるがは、患者さんの自由です。とくに経歴超音波検査は、医師の説明を聞きながら受けないと、理解できないこともあります。

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